上級者向け英検1級リスニングのコツ

英検1級では一次試験で27問のリスニングが出ます。

リスニングが苦手で…どうすれば聞き取れるようになりますか?という方へ向けての勉強法ではなく(すみません!)、1級を受けるにあたりリスニング力はある程度あるんだけど、どうしたら問題をより確実にorリラックスして解ける?という方向けに、テクニックをお教えします。
但し、私自身のやり方なので、合う合わないあるかと思いますのでご注意ください。

1.セクションの説明の間にサラッと全問先読みする

ライティングが終わり、リスニングへ移ったとき、そのセクションの問題の進め方の説明が放送で入ります。
過去問などを一度でも解いたことがある方なら、この説明の部分は必要のない時間です。そして、絶好の先読みタイムとなります。
数十秒間あるので、ぜひ後ろの方までサラッと先読みしてみてください

とはいえ、そんなに先まで読んでも頭に入るものではないですよね。
頭に残すものとしては、せいぜい2,3問先くらいでいいと思います。
後からガッツリ先読みする時間も作れますので!

2.ガッツリ先読みは、すぐ次の問題だけ

時間がある場合は先読みもちろんしていいです。
しかし、全てをその場で丸暗記することはとてもできませんし、記憶だってそんなにもつものではありません。丸暗記するなら最初の問題、多くても2問目くらいまでに留めます。

問題が放送されたあと選択肢から答えを選ぶ時間が10秒間あります。
1問目を先読みで覚えておけば、ある程度リスニングができる方なら3秒くらいで解答できて、次の問題を先読みする時間ができます。
そして、次の問題も4秒以内くらいに解答ができれば、また次の問題を先読みできます。こうして、各問題の解答がすばやくできれば、最初にまとめて先読みするのではなく、都度すぐ次のものだけを先読みする方がよいと思います。
短期の記憶にも残り、解きやすいのです。

3.先読みした問題のポイントを押さえつつ放送を聞く

Part1では dialogueで二人の人の会話が流れますが、例えば、

  1. She may stop buying orgnaic food.
  2. She has reduced her shopping budget.
  3. She is committed to helping the environment.
  4. She has found a cheaper organic-food store.

という選択肢があるとします。
パッと見ただけでも、「ある女性のorganic foodの買い物の話題かな」ということが分かります。そして、キーワードである「女性」の「行動」に留意しながら放送を聞くわけです。
そうすると、放送を聞いている間に、読んだ選択肢の中の内容が耳に留まるので、その時にチェックを入れることができます。
10秒間解答時間があるのですが、実質ゼロ秒で解答できるのです。
残った時間は次の問題の先読みに使います。

4.問題文の放送が始まったら、全集中して聞く!

放送が流れている間は、選択肢は見ずに放送内容に集中して聞くだけにしましょう。
リスニングは長いリーディングとライティングが終わった後で、集中力が切れてきそうなタイミングにあります。
テキストに問題は書いてないし、放送も1度しか流れません。
集中して聞かないと紛らわしいものや数字・地名の入った問題もあります。
選択肢を読みながら聞くというのは無理です。
先ほど、1つ前の問題で先読みした選択肢がまだ頭に残っていれば、集中して聞いているうちに「あ、この選択肢あったかも!」と繋がるものが出てきます。
この時に一旦選んだ答えは、その選択肢に印を付けておきます。
あとから10秒間の間に再度選択肢を見て、他に当てはまるのがなさそうなら、サッと塗り、次の問題を先読みします。

パート4はインタビューの長文が2つ流れます。
長いので途中で分からなくなってしまいそうですが、イントロの部分に注意して聞いてください。
インタビュアが何をしたどういう人にインタビューするのかを最初に話すので、それで大体どんな内容になりそうか予想しておきます。
内容的に多いのは、ある分野で成功した人へのインタビュー、海外で活躍する人(または外国人で来日している人)の日本と海外との比較、などです。

5.メモ書きは数字だけなどに留める

リスニング中は一応メモも取れます。
が、そんな時間も意識も割けません。
メモしている間にどんどん放送が進んでしまいます。

何か書くとすれば、各選択肢のキーワードに下線を引くのと、
パート3でちょこっとメモする程度でしょうか。

パート3は数字(値段、時刻)、地名などがでてきて「ある条件下で最適な選択肢」を選ぶような内容です。
例えば、”in two months” とあるのを「2か月」と日本語で書いておいたりするといいと思います。twoの部分を2と書き換えるだけでも見やすくなりますね。
それだけでも、頭に入ってきやすくなるので気持ちに余裕が生まれます。

リスニングは過去問でも満点含む高得点だったので、具体的な英検1級対策らしいことと言えば、以上のことをしたことです。
一番言いたいことは、「先読み先読み」と言われるけど限度があるので、それは2問先ほどにとどめ、全集中して放送を聞けば慌てずに解答ができる ということです。

1級を受ける方はここまでリスニング力も高めた上で受けると思うので、あとは自分の気持ちのゆとりの作り方が大事になるのかなと思います。
過去問・模擬試験をいくつか解いてみて、ぜひ時間を上手く使えるようになってください!

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