サウジアラビアでスクリーンセーバーになった件

サウジアラビアの地図

これは、私がサウジアラビアに係わる仕事の担当者だった時の話です。

サウジアラビアは世界的に見て女性の社会進出が遅れている国です。
ここ2~3年で、スタバの店員など(!)女性の活躍も少しずつ広がりを見せてきましたが、私が対サウジの仕事をしていた頃はまだまだ男性ばかりが当たり前でした。
特に、船会社、港湾関係、輸送関係は現場仕事も多くもともと女性が少ないので、サウジアラビアともなると取引先には女性は皆無だったようです。

私の仕事は、簡単に書くと、サウジアラビアからアジア・欧州各国に週に100本以上のコンテナでの船積みを、10社数の船会社とメール・電話で連絡・交渉しコンテナ手配と船積み連絡をするというものでした。

社内では私の前は数人に渡って男性だけがこの仕事を担当していたそうです。その理由は、女性だと現地へ出張ができないから。サウジアラビアでは、外国人と言えど女性は肌を露出してはならない(アバヤという民族以上を着用しなくてはならない)、そもそもビジネスの場で男性と女性が対面しない。。など出張して商談するには女性には制限が厳しい為です。

ところが、実験的になのか流れを変える為なのか分かりませんが、私が社内での初の女性担当者として選ばれたのでした。男性の先輩社員と二人での担当でした。

担当となり、私としては普通にメールや電話をしていたのですが、相手の方々からはだいぶ「女性」ということで(逆に)甘くして頂けた部分があったように感じます。

例えば、男性社員が先に電話してコンテナ数の確保をお願いして「今週は少ない。難しい」という返事があった後、やはりどうしても必要で、今度は私が電話して同じお願いを同じ現地担当者にしてみたところ
“OK…We will try our best to collect them for the next booking.“と、コンテナ確保に動いてくれたり、他にも柔軟な対応をしてくれた件はいくつもあります。

そんなあるとき、そういえばお前の写真を現地へ送ってみようか?と先輩が提案してくれ、パチリと1枚デスクで撮りました。


現地の各担当者の顔は、先輩の出張時に撮った写真で見せてもらっていたので私は一方的に知っていたのでした。現地の各社担当者に、私の写真は無いのか?と聞かれたそうなのです。
撮った写真はメールに添付してそれぞれ機会をみて送りました。これで双方顔が分かることになったのでした。

さて。その少し後にサウジの各船会社訪問の出張があった先輩。
帰国して開口一番言われたのが、

お前、〇〇社と××社のパソコンのスクリーンセーバーになってたぞ!(笑)

どうも、以前送った私の写真が使われていたようなのです。。(苦笑)
残業中に撮った疲れ気味の顔なのに、使って頂けて何だかえろうスンマセンという気持ちでした。

会社で女性がいなくて、よほど目新しいのか…(笑)
特に、それでセクハラを感じたというようなことは一切無く、純粋に自分がスクリーンセーバーにされた事実に嬉し恥ずかしく、また面白くて笑ってしまったのでした。
その後いつまで使ってくれたのやら・・・(笑)

また、写真を送った後は、メールでもしばらく写真の話題もあがったり、船積み交渉も心なしか普段よりもスムーズに進めてくれたりと思わぬ効果があったのでした。

結局、私が担当した8年ほどの間には私は一度も出張することはできませんでした。仕方がないとはいえそれだけは今でも残念ですが、思わぬ面白い出来事が良い思い出として残ってます。

社内では私の前は数人に渡って男性だけがこの仕事を担当していたそうです。その理由は、女性だと現地へ出張ができないから。サウジアラビアでは、外国人と言えど女性は肌を露出してはならない(アバヤという民族以上を着用しなくてはならない)、そもそもビジネスの場で男性と女性が対面しない。。など出張して商談するには女性には制限が厳しい為です。

ところが、実験的になのか流れを変える為なのか分かりませんが、私が社内での初の女性担当者として選ばれたのでした。男性の先輩社員と二人での担当でした。

担当となり、私としては普通にメールや電話をしていたのですが、相手の方々からはだいぶ「女性」ということで(逆に)甘くして頂けた部分があったように感じます。

例えば、男性社員が先に電話してコンテナ数の確保をお願いして「今週は少ない。難しい」という返事があった後、やはりどうしても必要で、今度は私が電話して同じお願いを同じ現地担当者にしてみたところ
“OK…We will try our best to collect them for the next booking.“と、コンテナ確保に動いてくれたり、他にも柔軟な対応をしてくれた件はいくつもあります。

そんなあるとき、そういえばお前の写真を現地へ送ってみようか?と先輩が提案してくれ、パチリと1枚デスクで撮りました。
現地の各担当者の顔は、先輩の出張時に撮った写真で見せてもらっていたので私は一方的に知っていたのでした。現地の各社担当者に、私の写真は無いのか?と聞かれたそうなのです。
撮った写真はメールに添付してそれぞれ機会をみて送りました。これで双方顔が分かることになったのでした。

さて。その少し後にサウジの各船会社訪問の出張があった先輩。
帰国して開口一番言われたのが、

お前、〇〇社と××社のパソコンのスクリーンセーバーになってたぞ!(笑)

どうも、以前送った私の写真が2社でスクリーンセーバーの画像として使われていたようなのです。。(苦笑)
残業中に撮った疲れ気味の顔なのに、使って頂けて何だかえろうスンマセンという気持ちでした。

会社で女性がいなくて、よほど目新しいのか…(笑)
特に、それでセクハラを感じたというようなことは一切無く、純粋に自分がスクリーンセーバーにされた事実に嬉し恥ずかしく、また面白くて笑ってしまったのでした。
その後いつまで使ってくれたのやら・・・(笑)

また、写真を送った後は、メールでもしばらく写真の話題もあがったり、船積み交渉も心なしか普段よりもスムーズに進めてくれたりと思わぬ効果があったのでした。

結局、私が担当した8年ほどの間には私は一度も出張することはできませんでした。仕方がないとはいえそれだけは今でも残念ですが、思わぬ面白い出来事が良い思い出として残ってます。

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